香りの実験室

嗅覚(香り)は、視覚・聴覚が酷使されている現代において、まだまだ未開のフロンティアではないでしょうか。バーチャル世界に取り込めない嗅覚(香り)は、それゆえにバーチャルと対極にある身体と心の世界に繋がる入口と言えます。そして香りの調合はアートの領域へと広がるかもしれません。
ブリコラージュアーティストTomochinとアロマコーディネーター須田さか江のアートユニット”Parfumeur Sudadegard von Tomochin”が挑戦するアート活動「香りの実験室」をお楽しみください。

香りのブレンド

アロマの精神作用として知られる6つのジャンルのブレンド体験

「鎮静」「幸福感」「元気・鼓舞」「調整」「集中力・記憶力」「催淫」

各作用に有効とされる精油を複数セットし、好みの香りにブレンドできる装置を開発。
例えば催淫効果があるとされる精油には以下の5つがある。

  • イランイラン
  • クラリセージ
  • サンダルウッド
  • ジャスミン
  • パチュリー

それぞれの香りをセットした瓶より、ポンピングの回数で分量を計測し調整することができる。自分の好みの香りの成分比率が把握できる装置である。

香りと心模様


 

心模様を香りで表現した実験的試み 

 「アホくさい」「面倒くさい」「洒落くさい」など、〜くさいと いう形容詞にすることで「〜みたいな感じ」という言い方がある。 アホや面倒に匂いがある訳ではないが、ある種の心模様にはぴっ たりの匂い(香り)があるかも知れない。 

そもそも心模様とは言葉では言い表しきれない身体感覚で、匂い (香り)のようなものの方がその理解を深めるのではないだろうか? 

 

この実験装置は、ある種の心模様を香りで表現したものである。 

心模様のサンプルとして、森洋子「人間カルテ」の中から9つ の心模様をピックアップしその香りを調香した。それぞれの香りは、バーで味わうカクテルのように「ネーミング」により特定化がなされる。

それぞれの香りを仕込んだ筒が天井から吊るされ、筒の下にはそれ ぞれの香りの名称が書かれた丸いステージがある。体験者はその ステージに立ち、香り発生ポンプを数回ポンピング することでその香りを体験する。 

体験者はある香りに引き寄せられたり、その香りと名称が腑に落 ちるものであるかどうかを模索したりする。 

個展紹介1

「香りの実験室」

2022.5.21(土)~6.25(日)
ギャラリー森の小屋morinokoya.
静岡県伊東市八幡野1305-43すいらん荘2区59
0557-55-9884.


今後の予定


「香りの実験室」

2022.9.6(火)~9.12(月)
恵文社 一条寺店 ギャラリーアンフェール にて

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お問い合わせ

[email protected]

展示会場

京都府京都市左京区一乗寺払殿町10
恵文社一乗寺店 ギャラリーアンフェール

会期

2022/9/6(火)-9/12(月)
11:00-19:00
(最終日は16:00まで)